二ツ星駆動力学研究所/林健太郎(著)簡単なあらすじと感想とミニ四駆

「二ツ星駆動力学研究所」

著者:林健太郎

出版:集英社

1巻発売日:2014/3/19

 

あらすじ

都内某所のとあるオフィスの一角に、夜な夜な大人たちが集まる部屋がある。

そこには、さまざまな工具、塗装道具、大量のネジやナット、無数の小さなタイヤ、FRPパーツやカーボンパーツ、そして大きなミニ四駆用のコース…。

そう、まさしくココが二ツ星駆動力学研究所なのだ!

集まる大人たちは連帯感も統一感もなく、それぞれ趣の違う楽しみ方で、ミニ四駆を満喫していた…。

 

感想

実はミニ四駆やっています。

小学生の頃にブームがあって、大人になって復帰して2年くらいです。

このまんがは3巻まで発売されていますが、もっと続いて欲しかったです。私はミニ四駆友達もなく、一人でコツコツ続けているので、このまんがは友達みたいで、励みになるのです。

 

このまんがでは、大人たちが集まって、サークル活動的にミニ四駆を楽しんでいます。

大人なので、パーツも設備も十分、いつでも使えるコースがあって、どうやらタミヤプラモデルファクトリーまで歩いて行ける場所に拠点があるっぽい。

なんて羨ましい環境なんでしょう。

でも、そんな環境だからこそ、本気で取り組まないと居場所がないので、本職との両立が大変…という、作者の林健太郎さんのエッセイ的なまんがです。

 

改造やドレスアップの仕方等、参考になることも多いですが、ますますミニ四駆友達が欲しくなる内容でもあります。

 

今年のジャパンカップも、東京大会1・2・3と出場しました。すべて1回戦敗退です。完走はできましたが、速度で勝てませんでした。

見よう見まねで、MSフレキ・ピボットバンパーを作りました。工作がむずかしくて、何度か改良を続けて、やっと真っすぐに飛ぶようになりました。

今は、片軸モーターのマシンを使いたいと思って、VSシャーシで作っています。うそみたいに軽いです。

またしても、見よう見まねで抵抗抜きをして、フロント提灯にしました。タイヤを薄くするかどうか考え中です。スーパーハードタイヤならそのままでも良いような気もしますが、車高を下げるためにもペラタイヤの方が良いのかな。どうなのでしょうか。

 

そういえば今度、ローフリクションタイヤ標準装備のキットが出ますね。トライゲイルブラックスペシャル!

ローフリクションタイヤ、1セットしか手に入らなくてずっと使いまわしていたので嬉しいです。トライゲイルもかっこいいし。パッケージもかっこいい!

 

天才ファミリー・カンパニー/二ノ宮知子(著)簡単なあらすじと感想

「天才ファミリー・カンパニー」

著者:二ノ宮知子

出版:幻冬舎

発売日:2003/11/22

 

あらすじ

勝幸は、キャリアウーマンの母と二人で暮らす高校生。

持って生まれた頭脳を存分に生かし、母のキャリアを支えてきた。二人三脚で、大企業の荒波を乗り越えて来たのである。

だが、母の出世を妬んだ会社の同僚の陰謀により、母は失脚。

自暴自棄になった母だったが、新たな幸せを発見し、勝幸に相談もなく突然結婚してしまう。

そして、一緒に暮らすと言って結婚相手を連れて帰ってきた。

相手は、冴えない無職のおじさん。さらに勝幸と同い年の息子付き。二人とも悪人には見えないが、なんといっても無職。働く気もない。勝幸にとっては、働く悪人の方がマシにも思えた。

心を開かない勝幸とは対照的に、3人は自由で奔放な明るい家庭を築き始めた。おまけに、正体不明の人々が、友達だと言って世界中から遊びに来るのである。

家庭に居場所のない勝幸は、ひょんな事から街の書店でアルバイトを始める。労働することに喜びを感じ、家では得られなくなった心の安定にホッとする勝幸。

だがこの書店は、実は倒産寸前で…。

 

感想

お話は一応、主人公の天才男子高校生のサクセスストーリーですが、天才がうじゃうじゃ出てくるので、主人公の天才も苦労します。天才高校生が、ほかの天才たちに振り回されて苦労しているのを楽しんで見物するまんがです。

天才なので、高校生だけれど起業します。二足のわらじを履いて死ぬほど働きます。

 

登場人物たちの天才っぷりは非現実的なのに、彼らの性格や思考は理解できるところが多いので、キャラクターたちを身近に感じます。「のだめカンタービレ」もそうですね。同じ作者です。私はのだめよりこちらの方がだいぶ好きです。

 

キャラクターの中では、やっぱり主人公の勝幸くんが好きです。

幻冬舎版の1巻の表紙の勝幸くんはツボです。かっこいい。ホントはこんなさわやかな奴じゃないのだけれど。頭の中では絶対、高校生らしからぬことを考えています。

 

二ノ宮知子さんのまんがは好きで、色々なシリーズを読んでいますが、結局これがいちばんおもしろい。

読むとスカッとします。

ちょっと仕事で行き詰った時に読みたくなるのだけれど、仕事が行き詰っていてまんがを読んでいる暇はないので、読んでいません。

時間のあるときに読みます。

ゆるキャン△/あfろ(著)簡単なあらすじと感想

「ゆるキャン△」

著者:あfろ

出版:芳文社

1巻発売日:2015/11/12

 

あらすじ

ソロキャンプ大好きなりんちゃんは、いつもどおり一人で出かけたキャンプ場で、行き倒れの少女と出会った。

少女の名前はなでしこ。りんちゃんの高校の転入生である。

なでしこはキャンプ初心者ながらも、アウトドアが大好き。転入初日に野外活動サークルに加入した。

野外活動サークルは、あきちゃんとあおいちゃんの二人で活動していたが、なでしこが入って3人に。

さらに、運命的な出会い以来、なでしこはりんちゃんに懐いており、引きずられるようにりんちゃんも一緒にキャンプに行くことになった。

また、りんちゃんの数少ない友達である斉藤さんも野クルの活動に参加し、顧問の先生も決定して、にぎやかになってきた野外活動サークルの、次なるキャンプ地は…!?

 

感想

現在6巻まで発売されています。

6冊とも表紙がかわいいです。背表紙もカラフルで、本棚に並んでいるだけでウキウキします。表紙を外すと四コマまんがが出現します。必見です。

 

タイトルの「△」はテントのようですね。キャンプまんがです。

女子高生の仲良しグループが趣味としてキャンプを楽しんでいるお話です。

グループのメンバーはみんな個性的で、おそらくそれぞれファン(読者)が付いていることでしょう。

冬のソロキャンプまで行っちゃうキャンプ大好きっ娘もいれば、激安テントを購入するところから始めたキャンプ初心者メンバーもいるので、読者もそれぞれの立場になって楽しんで読めます。

なでしこが、「わたしもソロキャンプに行ってみたい…」と思い始めたのにつられて、私も行ってみたくなっております、ソロキャンプ。

 

何よりの魅力は、キャンプグッズがたくさん出てきますし、メンバーが頻繁にキャンプに行くので、まるでカタログを見ているような楽しみ方ができるところだと思います。キャンプファッションもかわいくて楽しめます。

キャンプのグッズって見ているだけでワクワクします。

読み終わって気が付くと、ローチェアとか焚き火台とかAmazonで探しています。危険です。

 

最新刊7巻 10/11 発売予定です!