小さいノート「トラベラーズノートパスポートサイズ」

ついつい、新しいノート術の本が発売されると読んでしまいます。

最近読んだのは、こちら。

「始めるノートメソッド」(スモール出版)著:西寺郷太

「時間をもっと大切にするための小さいノート活用術」(玄光社)著:髙橋拓也

「毎日がもっと輝くみんなのノート術」(日本能率協会マネジメントセンター)

自分以外の人がどんなふうにノートを使っているのかを垣間見て、共感したり発見があったりしてとても楽しいのですが、弊害があるとすると、新しいノートが欲しくなったり、現在使用中のノートが2軍・3軍へと降格していくことですね。あんなに尽くしてくれていたのに、ごめんなさいね。

と、いうわけで、外出自粛中にネットショップで購入しました。

トラベラーズノートパスポートサイズ。

過去にも使っていたことがあるので、それなりに使い込まれたイイ感じの本体があるにもかかわらず、新品を手に入れて使い始めました。

ゴムバンドを替えたり、チャームを付けたり、リフィルを追加したり、カスタマイズが楽しくて人気のこのノートですが、今回私は、チャームポイントである背中の金具と全体を束ねるゴムバンドをはずしてみました。

ちっさい本みたいで可愛らしいのです。

使い方はというと、日々のメモ帳と、自分用の英文法・英単語ノートとして。

一応、スケジュール帳も自作してみましたが、使わないと思います。

スケジュールはシステム手帳(M5)で管理しているので、それはそのままです。仕事で持ち歩くにはやはりM5が都合が良いので。

とにかく可愛く、手に持った時の収まりが良く、そしてコンセプトどおり日常を旅しているように感じられます。

小さいので邪魔にもならないので、しばらく手元に置いて、可愛がります。

システム手帳 『M5』と『HB×WA5』

システム手帳を愛用しています。

ジャケットを替えても中身を移動できることと、リフィルを自作できることが、面倒くさがりで飽きっぽい私を広い懐で受け止めてくれます。

M5

そして現在スケジュール帳として使っているのが『M5』『マイクロ5』『ミニ5穴』などなどの呼び名で最近大人気の小さなシステム手帳です。

いやぁこんな小さな手帳じゃ書ききれないよぉと思っていましたが、あちらこちらで語られるM5の誘惑に抗えず使い始めてみたら、この荷物にならない小ささと軽さが、いつでもどこでも持ち歩くのに正に適しており手放せなくなりました。

いま使っているのは、“ブレイリオのミネルバボックス”と“アシュフォードのネオフィナード”です。気分転換にときどき中身を入れ替えて使っています。

ミネルバボックスはだいぶ色が濃くなっています。しっとりしたやわらかい手触りです。

ちなみにセットしているボールペンはカランダッシュのエクリドールです。

とんでもなく使いやすいです。油性ボールペンですが、書き出しからいきなり滑らかに書くことができます。

写真には写しませんでしたが、いつもは先頭にビニールのリフィルを入れて名刺を数枚セットしています。

年間カレンダーの後ろには、仕事で頻繁に使うメモと、よく作る料理のレシピを入れています。レシピは入れておくと食料品の買い物のときに便利です。

その後ろにスケジュール帳です。

書く場所は狭いので、自分にわかる略言葉で書いたりしています。でもあんまりきっちりはしていません。自分にわかれば良いのでね。

既成のスケジュール帳の後ろにはメモリフィルを多めに入れてバレットジャーナル的に使っています。

ノートのリフィルは、プロッターのミニ6穴用のリフィルを自分で切ってM5用にして使っています。

プロッターのリフィルの紙質が好きなのです。

薄いのに万年筆でも裏抜けしないし、軽くてたくさん入るので自分でサイズ変更してでも使いたいです。

プロッターからM5のリフィルやバインダーが発売されたら嬉しいなぁ。

HB×WA5

このサイズを使い始めたのは最近です。

これまたイベントや雑誌でよく目にするようになりました。

しかもただ特集されているだけではなく、かなりの熱意を持って紹介されています。

このサイズの愛用者さんたちがアツく活用法を語っている様子をみて、ついつい気になり、まずは手に入りやすかったビニール製のクリアバインダーを購入しました。

使い方はまだ模索中ですが、とりあえず、これまで数冊のノートにわけていた用途をこの手帳にまとめることにしました。

家計簿、料理のレシピ、英語の勉強記録、インク帳、美術館リストが、主な内訳です。外には持ち出しません。

今回はじめて作ったのは、おもしろかったこと記録です。

日記を書く習慣はないので、おもしろかった映画やお芝居やイベントや本について、ひとつについて一枚、感想を残すページを作りました。

皆さんの使い方に憧れて、デコってみたりもしています。

ビニールのバインダーってどうかしら、初めて使うけど大事にできるかしら、と思っていましたが、とても使いやすくて想像以上に愛着が湧いています。

リングが大きくて後先考えずに中身を増やせるし、そしてジャケットには!お気に入りのあれこれを挟める!

手帳の季節〜システム手帳でバレットジャーナル〜

システム手帳でのバレットジャーナルが続いております。

バレットジャーナルというのは、手書きする必要があるので、手帳を開く習慣がつくので良いです。しかも、手書きの占める割合を自分で決められるところが特に良いですね。

私はシステム手帳を使っています。

マンスリーを市販のものにして2年分を手帳に残しておきます。

ウィークリーを手書きしタスクを持ち越して、habit tracker などのコレクションページも手書きにして、ウィークリー以降は持ち歩く必要の無くなったページは手帳から外します。

すると自分が持ち歩く必要のあるページと最近のメモだけが手帳に残り、これが年をまたいでも年度をまたいでも続いていく…

飽きない!ありがとう、バレットジャーナル!

目次であるインデックスのページはやめてしまいました。この方法だとページ番号を振らないのでね。しかもシステム手帳なのでバインダーを変えられる!飽きても大丈夫!

現在はロロマクラシックを使っています。ミニ6穴です。もう何年も前にシステム手帳に飽きてしまい込んでいたバインダーです。バレットジャーナルのおかげで復活しました。

エイジングにより、古い本のようになっています。いい感じです。

角のツヤとか、なかなかでしょう。リフィルはプロッターでほぼ統一しています。紙が薄いので使ったページはくったりして、古い本のようです。好きなんですよ、古い本が。古本屋に、「見た目が古い本」を探しに行くのも好きです。

中身。内容は、ゴッホの行動と代表作製作年を並べてあります。ゴッホについて書かれた本を読みながらメモしたページです。載せるのに支障が無いページがこれくらいしか無かったのです。

手帳に差してあるペンはラミー2000の4色ボールペンです。使いやすいとは聞いていましたが、使ってみると確かに使いやすいです。ちなみにリフィルは変えてあります。ジェットストリーム色と、緑だけアクロインキです。全色同じ種類のリフィルじゃ無いとダメなのというかたもいらっしゃると思いますが、私、全く問題ありません。

システム手帳でバレットジャーナルを作ってみた経緯と中身

これまでの手帳遍歴

今まで様々な手帳を使ってきた。

有名で人気のある手帳は、一通り経験済みである。

ほぼ日手帳、トラベラーズノート、能率手帳、ジブン手帳、etc.…。

しかし、続かない。一年間、同じ手帳を使い続けることがなかなかできなかった。

手帳が悪いのではない。私が飽きっぽいのである。次から次へと興味が移り、ほかの手帳が魅力的に思えて仕方がないのである。店頭で手帳を見れば欲しくなり、ほかの人の素敵な手帳を知れば真似たくなり。

まあ、いろんなものに興味を持つことは悪いことではない、と割り切り、使ってみたくなれば片っ端から使ってみるという、いわゆる手帳ジプシー生活を長い間続けていた。

たどりついた愛用の手帳

しかし、3年前からピタリと手帳を変えなくなった。システム手帳(ミニ6穴)を使い始めたのである。飽きっぽい私がシステム手帳で安定した理由をいくつか考えてみた。

・携帯し続けられる大きさ。

・ちょっと飽きてきたらバインダーだけ替えられる。そして元にも戻せる。

・手帳の更新時にも、常備録は継続して使える。新たに書き写す必要がない。面倒くさくない。

・中身をシンプルにしたり、ギュウギュウにしたり、気まぐれに雰囲気を変えられる。

こんなふうに、飽きっぽくて面倒くさがりで、人様の手帳をすぐ羨ましがってしまう私だけど、バインダーをいくつか待機させておくだけで、割とどんな要望にも応えてくれる懐の広いシステム手帳(ミニ6穴)が、ここ数年の私の相棒である。

バレットジャーナル…!?

さて、本題である。

つい先週、「バレットジャーナル」という手帳術が存在することを知った。

私が知らなかっただけで、巷では数年前から注目されているという。

バレットジャーナルの詳しい内容については他を参照してもらうとして(色々と物議を醸しているようであるが)、興味が湧いたの、試してみることにした。

とは言っても、会社員であったころの私はハードなデスクワークが中心の生活を送っており、A4のノートにマンスリーのカレンダーを貼って予定を書き込み、次のページから日付とその日のタスクをチェックボックスで箇条書きにして仕事をこなしていた。今思えば、バレットジャーナルのようなものである。

独立した今は、デスクワークよりも、打合せやカフェでの作業が主であり、一心不乱にタスクをこなしていたあの頃とは、手帳の用途が変わってはいるが、とにかくやってみよう。

MDノートでバレットジャーナル

使うノートはミドリのMDノート。文庫サイズ。

見よう見まねで、KEYINDEXFUTURE LOG(6か月分)、そして今月のウエルカムページ、MONTHLYWEEKLYを作ってみる。

しかしそこで、ふと、思う。

現在愛用しているシステム手帳(ミニ6穴)を手放す気はない。

システム手帳で管理しているのは、スケジュール(マンスリー)と仕事の進捗であるが、2冊の手帳にスケジュールをダブって書くのは漏れがありそうで嫌だし、そもそも自分が2冊をきちんと持ち歩くとは思えない…。

…よし。システム手帳でバレットジャーナルをやってみよう。

システム手帳でバレットジャーナル

ということで、以前からシステム手帳に挟んである、仕事の進捗管理・常備録・マンスリーはそのままにして、ノートリフィルを足して、バレットジャーナル部分を書き込んでみた。

☝スケジュールリフィルは既製品のまま使用。

☝KEYとINDEX。

☝FUTURE LOG。このページがあることによってこの先半年間を俯瞰で見通せる。バレットジャーナルのなかでもイチオシのページ。

☝皆さんの真似をして、ウィッシュリストを作ってみた。バレットジャーナルとしてはコレクションに分類できる。

☝コレクションページとして、宝塚歌劇の公演日程一覧。公式発表があるごとに追加できる。

☝MONTHLY。スケジュールは既製品リフィルに書き込むので、ここではタスクのみを箇条書きで。

☝WEEKLY。

☝DAILY。そして先輩方を参考にしてトラッカーなるものを。コレクションに分類されるのだろうけれど、続くかわからないのでここに。

良い点

・コレクションページを好きな所に追加できる。

・マンスリーのスケジュールは占用のリフィルのままなので、バレットジャーナル部分のマンスリーはタスクだけを箇条書きにした。

困っている点

・リフィルを移動する可能性があるのでページ番号を振りにくく、INDEXをどう運用していくか、考え中。

・かといって、栞もないので、見たいページへのアクセスがスムーズでない。

よかった、よかった。

悩みはありつつも、お気に入りの手帳で、荷物は変わらず、流行りに乗り、やってみたいこともできて、今のところ満足です。