インク沼ふたたび『INK.Ink.ink!』

まさに、イベント副題のとおり、ふたたびインク沼に浸かって来ました。

銀座伊東屋さんで開催中の『INK.Ink.ink!』という名のインクイベントです。

私は、2018年に同じく銀座伊東屋さんで開催されたインクイベントに参加して初めてインクの魅力に触れた新参者でございます。

ゆえに、限定品とかレアものとか、これは買うべきインク!みたいなことにはまったく疎く、何となく気に入ったインクをコツコツ集めてきました。

今回の沼イベントも、私なりにとても楽しんだので、私なりの楽しみ方をご報告しようと思います。

入場まで

イベント初日、平日火曜日に行きました。

通りがかりのお店でお昼ごはんにパスタを食べてから伊東屋に向かったので、到着したのはおそらく13:20頃だったと思います。

入場待ちの列に10人くらい並んでいました。

並んでいる間に、配られたインク一覧表を眺めたり、どうやら預けられるらしい荷物を預けやすいようにまとまたりして順番を待ちました。

並んでいた時間は20分くらいです。ワクワクしていたらあっという間です。

入場時に、入場料の1,000円を支払い、試し書き用のノートとつけペンとティッシュペーパーを受け取りました。

さあ、いよいよ入場!

入場するとすぐに、星の数ほどのインク瓶が並び、試し書きに没頭する人々が自分の世界に入っている様子が広がっています。

ノートやペンを受け取ったばかりの私は、突然広がったインクの世界に入っていけずワタワタしました。

落ち着くんだと自分に言い聞かせ、部屋の端っこで、ノートを広げ、ティッシューを一枚まるめてノートと一緒に左手に持ち、つけペンを右手に構えます。

よーしやるぞー!

とりあえず闇雲に、人が少なかった入り口付近の棚で試し書きをスタートしました。

わあきれい。名前もすてき。

ほうほう。おおこの色もいい。この瓶かっこいい。

と、ふわふわした気持ちで、空いている棚から棚へ、まさに闇雲に、メーカー名も書かずに2ページ分もの試し書きをしたところでようやくハッとしました。

買うインクを決めなくては…。

まわりには、持参されたらしきご自分のノートにコレクション的にきれいに試し書きされている方もたくさんいらっしゃいました。美しくて羨ましい。これが沼…。

しかし私の2ページを振り返ってみると、色もバラバラ、字が雑で読めない、メーカー名も無いのでこのインク欲しいと思っても遡れない。

これじゃイカンと思った私は、買うものを選ぶことを前提として、ターゲットを絞った試し書きに尽力することにしました。

まあ、雑なメモであることには変わりませんが、振り返ることはできるようになりました。

私は欲しくなるインクに統一感もこだわりもありません。

強いて言うならば、瓶が好みのものっていうくらいでしょうか。

なので、今回も瓶に惹かれたシリーズの中から気に入った色のインクを選ぶことにしました。

そして買ったインク

①タグステイショナリー「紺鼠」

同じ瓶で濡羽色を持っています。直線とカーブから成る瓶がシンプルだけれど個性的です。

②HERBIN「ブーケ」

エルバンと読むそうです。瓶は、底が浅いタイプでヨーロッパのアンティークっぽい雰囲気です。

③HERBIN「ミント」

同じ瓶なのに買ってしまいました。色がきれいで…。へへ。

④DE ATRAMENTIS「Banana Brown」

香り付きのインクです。初めてです。むしろ色は何でもよかったです。

同じメーカの偉人さんシリーズのジューヌベルヌを持っています。

⑤KAWECO「ルビーレッド」

可愛くておしゃれな瓶です。ミッドナイトブルーを持っています。

まとめ

好みの瓶というと、偏るものです。

しかし、赤とか黄とか、色としては普段えらばない色を買えました。

家でもインク沼イベントごっこしようかな。